埼玉県のこだわりのオーダーカーテンのお店　　（有）ファブリックバンテア

この部屋は、リフォームする前は、和室だったそうです。壁はクリームの漆喰ですが、床は、フローリ

ング大きなラセン階段を部屋の中央近くに位置させています。

変化のあるリビングになっています。

窓枠から、カーテンをつける予定だったのですが、急に変更になり、サンメントの縁飾りを使うことに

なりました。それをベージュに塗装して、それを利用して、カーテンBOXを作ってもらいました。

その中からスワッグバランスを吊、ドレープや、バルーンシェードをつけました。ボックスの巾を20セン

チの奥行きにしましたが、もうちょっと欲しかった。でも、出来上がりは、丁度宵雰囲気です。
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この家のカーテンを取り付けに来るのに、畑のまわりを何回もぐるぐる廻って探しました。

あげくのはてに、ぬかるんだあぜ道にタイヤがあやうく、はまって動けなくなりそうでした。

あちら、こちらに、車が立ち往生したあとがありました。

そんな道をとおらないと、この家には、たどりつけませんでした。

オーナーいわく、むふ、ふっふ、　だからいいんだよ、うまい飯は、腹減ってから食べろっていうだろ、

なあるほど、感心しましたが、まだわかりませんでした。

ちょっと首をひねったので、肩をたたかれて、言われました。

なあんだ、青ちゃんも、にぶいんだね。

ほら、よくいうじゃない、高い渓谷かなんかのつり橋で、あっちから女がさ～、こっちからさ～男が

揺れるつり橋を渡ってきたら、どうなると思う？　　？？？

さあ、どうなるんでしょう？

にぶいね～君も、

ふつうじゃないでしょう、そんな時、出会ってみなさいよ。ふつうの道であうんじゃないんだよ。

ちっともわかってないんだから。

はい～、すみません。

だから～、こんな畑のど真ん中に、こんなカーテンや、イタリア製の高い鏡や、滅茶苦茶高いイスに

テーブル、それに加えて安い料金。

なんのために、青ちゃんとこに高いカーテン発注したか、わかってないんだから。

はい～。

さいきんはね～。　　お客さんが絶対手ぶらでこないんだよ、お茶菓子や、旅行のおみやげなんか

山のようにもって来ちゃって。

それを、一人で片付けてると、ぶくぶく太って、俺、病気になっちゃうよ。

だから、それを、たらいまわしにお客さんに持っていってもらうんだよね。

染めてもらったおきゃくさんが、いくらですか？っって言うから、　　あっつ、0000円ですよって。

そのへんにおいといてくださいね。ちょっとてがはなせませんのでね。


それからそこにあるお菓子てきとうに、もってってくださいね。

こんな按配よ、っと笑って答える、画家であり、家具屋の会長であり、ヘナルームのオーナーの


Y氏は、話のじょうずな、人の気持ちを離さない愉快な人です。  

このキャノピーは、以前UPした写真の正面からのものです。

家具屋の奥様は、このキャノピーをヨーロッパに遊びにいったときに、イギリスのホテルでみかけて、

どうしても自分の寝室にほしかった、と。

そして、私に、イギリスのインテリアの専門書を買ってきて、この感じで作ってくれと依頼されたのです

そこから、何とか、形にするまで1～2ヶ月かかりました。何度も型紙をとり、何度も失敗してようやく

できあがったものをみて、満足してくれました。ベッドに寝るとバラの花が天井に見えるように

なっています。

ところが、このキングサイズのベッドには、ご主人は、絶対に寝ないのです。

眠る時ぐらい、気分を落ち着けて眠りたいよ。　なんだかモーニングをつけて寝るようだよ、なんて

言われてしまいました。

ほんとうは、もっと柄のある派手な感じにしたかったのですが、やはり、実用ですから、奥様は、

おとなしい無地の布地をえらばれました。裏地もそれにあわせて、シックにしあげたのです。

このベッドは、イタリア製ですが、今は、100万で買えるかなというくらいのものらしいです。

このベッドがあるから、このキャノピーが引き立ってくるのです。ベッドをふつうのものにすると、全然

さまになりません。又このベッドと、キャノピーで、普通の部屋が、異質のくうかんになってしまいまし

た。カーテンと、調度品でこんなに変身できる、サンプルのような部屋です。  

このカーテンは、Y氏のアトリエです。

たんなるアトリエではなくて、ショウルームもかねています。それで、窓を飾り、インテリアに力をそそ

いでいるのです。家具屋さんが本業ですから、イスや、テーブルもイタリア製の高級品です。

そこに、輸入雑貨がいっぱい飾ってあります。  

このカーテンは、家具屋のお嬢さんの部屋のカーテンです。お嬢さんが留学中にお家のりホームに

取り掛かったものですから、奥様の一存で、お嬢さんのお部屋も奥様の趣味のへやになってしまいま

した。  

この窓は、T邸のダイニングの小窓です。小さな窓は、よくそのままになってカーテンもカフェカーテン

もかかってないのが多いのですが、やはりおしゃれにするとぐっと違ってきます。

リビングとダイニングの仕切りが無い部屋は、レースにマクラメの同じものをつけて、統一感をもたせ

ました。