2008年08月26日
山椒は、小粒でぴりりとからい
雨がしばらく続いています。
雨の散歩は、億劫なものです。傘もいるし、足元も濡れます。
ましてや美人に会える訳でもない。
夜目、遠目、傘のうち、
という言葉がありますが、朝の散歩には、余り、当たらないようです。
そんな中に、散歩の途中で、いいものを見つけました。
山椒の樹です。実がびっしりとなっています。
近づくと、やはりさわやかな香りがします。
実が赤くなったのを見るのは、初めてです。
山椒の実を佃煮に使いますが、時期は、もっと早く実が青い時です。
知り合いの人が、山椒の実を一杯持ってきたのです。これで、昆布とイリコを混ぜて、
ちょっと、つくってみたら?といわれて、
母が時々作っていました。1センチ四方に刻んだ昆布と、イリコと、この山椒の青い実を混ぜて、
醤油で煮込むのです。
出来た佃煮を、熱いご飯に乗せて食べると、
ピりりどころか、
口の中が、しびれてしまいます。
初めて食べた時は、びっくりして、それ以上は、食べる気がしなかった
ものですが、恐いもの見たさで、少しずつ、ちょっぴり食べていると、
なんだか、不思議なもので、このピリリ
という感じがしないと、物足りなくなってくるから不思議です。
夏の暑い時は、お弁当の横に必ず入っていたものです。
夏ばて防止、食欲不振には、素晴らしい一品です。
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