2009年04月02日

春秋山伏記を3回も読み直しています



最近、人と何の会話もなく過ごせるようになってきています。

コンビニにならんで、黙ってお金を出せば買物も済みますし、

マンションの生活をする人は、隣人の顔もしりません。

ノートレとか、携帯のゲームなどで遊んでいる人が増えているように感じます。

今読んでいる藤沢周平の春秋山伏記は、都会の子供達には、想像もでき

ない世界です。


舞台は、町からはずれた山のふもとの農村になっています。

そこに一人の若い山伏が、羽黒山から到着することから物語が始まり

ます。


農作業に精出す村人、一人娘をもつ若い後家さん、嫁の来てのない無口

な力自慢の男、狐が取りついた若い娘など、個性溢れる登場人物。

最初は、疑り深く見ていた村人が、やがて、山伏を頼りにするようにな

る筋書きは、微笑ましく、こんな話があるのかなと思うようにひきこま

れていきます。

人の絆の大事さ、人情の温かさを感じさせます。

人間の暮らしには、この感性が大事なのでは、ないでしょうか。

そして、わが町会の目指すところも、人の絆を大事にすることです。

そして、サクラ祭りのイベントは、その中でもみんなが待ちに待った

お祭りなのです。

4月5日、蕨の春日神社の境内のサクラ祭りは、

食べ物あり、演芸あり、生バンドあり、景品ありの楽しいイベントです


藤沢周平の春秋山伏記と、どこか相通ずるところがあるかもしれません

乞う、ご期待、春日町会さくら祭り。

http://www.warabi.ne.jp/~fabric21/newpage.2html
  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 14:43Comments(0)読書