2009年05月28日
最後の稲作
自宅と事務所の行き来をしている途中で、友人に会いました。
休耕地の畑で、なにやら相談しています。
何やってんの?
”今ね、田植えの相談をしてるのよ”
畑を田んぼにするそうです。
それも今年に限り一回だけ、稲作をするそうです。
蕨には、田んぼがありません。
稲作のための水も途絶えています。
農業用水が下水になっています。
今年蕨は、市制50周年を迎えました。
その記念行事として、”子供達に田稲を経験させよう”と、
コミュニティ委員会で発案して、地域の人達も応援することになったようです。
そこで、ユンボをもちだして、田んぼの準備をし始めたところに、
出っくわしたのです。
水はどうするの?
”消火栓からとりあえず、どどっと流すよ”
消防団は、言うことが手っ取り早いね
代掻きは?
うん、ぼちぼちね”
じゃあ、とりあえず、記念撮影ね”
というわけで、有志3人の記念撮影です。
200坪の土地を借りて、臨時の水田をつくり、陸稲もつくり、
田植え、草取り、稲刈りまでを子供達に体験してもらいたい”と、
この有志たちは、頑張っています。
6月になったら、いよいよ、子供達の田植えです。
どんな気持ちで田植えをするのか、楽しみです。
http://www.warabi.ne.jp/~fabric21/newpage.2html