2009年07月23日

”私の絵を描いてください”と、言われました。



人物画を描いたことが少ないのですが、肖像画を水彩で描くことに

なりました。前にフェルメールの真珠の耳飾の女を描きましたが、

そのくらいです。

学生時代はヌードデッサンも数少なく、着衣のデッサンも数えるほど

です。嫌いで少ないのではありません。

私が無理に頼まないからです。

”モデルになってください”と、お願いすると、みんな嫌がります。

恥ずかしさが半分と、出来上がったものがいい出来上りを期待出来ない

のが半分です。

今回は、プレゼントです。

昨年、私の還暦にお祝いをしてもらったので、今年還暦を迎える、

義理の姉に、

”プレゼントは、なにがいい?

と、聞いたところ

”あのね~、一年かかってもいいから、私の絵が欲しいです”

って、メールが送ってきました。

風景や、花の絵は、いっぱい送りましたが、肖像画の依頼は、初めて

です。

しかし、”一年かかっても描いて欲しい”と、言われたら、

断る理由は、ありません。

人物を描くのは、似ている、似ていないという基準がありますから、

難しさもあります。

かの、西郷隆盛の夫人が上野の西郷像を決してほめませんでした。

”あれは、決して似ていないと、”

”鹿児島の軍服姿のほうが一番似ている”と。

だから、その服装にも、納得できるものがあるのじゃないかと

思います。

メールを返しました。

”一番きれいに映ってる写真を送って下さい”

”なんとか、頑張ってみます”と。

やっぱり、豪華な服を着ている写真がいいかもしれません。

プロの友人の画家が言ってました。

”肖像画って、持参の写真よりちょっとだけ、若く描くのが秘訣だよ”

http://www.warabi.ne.jp/~fabric21/  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 10:47Comments(0)趣味の水彩画