2009年10月07日

看護師だって、明日の自分はわかりません。



おとといの夕方、娘から電話がありました。

”体がしんどいよ~、ちょっと来てくれる?”

家内と二人で、新婚の娘の家に駆けつけると、青い顔をしていました。

”食べたのが悪かったのかな?”

”吐いたんだけど、下痢しなかったんだよね”

看護師の仕事柄、自分の考えをまとめているようです。

”夕方から、夜勤なのよ、でもそれどころじゃなくて”

娘婿も、夜勤で今日は帰らないとのことです。

歩くのも、ままならないようなので、

夕方の6時を過ぎていましたが、

とにかく近くの病院に、連れて行きました。

妊娠をしていないのを、確認して各種の検査をしてもらいました。

すると、どうも婦人科系の病気のようです。

婦人科専門の病院に紹介状を書いてもらいました。

翌日、朝7時前に行くと、整理券を貰うために数人の人が

並んでいました。

お腹を痛がる娘と並んで整理券を貰うと、

”9時の診察においで下さい”とのことでした。

再度娘と家内を乗せて病院へ連れて行きました。

そのまま、待っていられないので、

事務所によってあちこち電話していると、家内から連絡がありました。

”お父さん、早く来て”

”又別の病院に行くのよ”

何たること、手術の必要があるらしいのですが、ベッドがなくて、

別の病院で手術を受けることになりました。

その病院は、近くの市立病院でした。

先生から、詳しく病名や状態を聞くと、

”この状態をよくするには、切ったほうがいいでしょう”

と、言われました。

何でも卵巣に何かが溜まって、腫れているらしいのです。

”良性と思いますよ”と、先生は、言いました。

”卵巣は二つあるんだから、一つ切っても大丈夫だよ、

開いてみて、切らなくていいようだったら、切りませんから”

患者も、家族も安心できるように、説明してくれました。

とにかく、7日の午後に手術と決まりました。

そのまま入院ですから、手続きや、入院の用意であちこち走り回り

ましたが、原因がわかり不安が少なくなりました。

娘婿も会社を早退して駆けつけてきました。

後は、手術の成功を祈るばかりです。

看護師だって、自分の体のことは、わからないもんだとつくづく

わかりました。

誰だって、明日の自分は、わからないのです。

娘も、この経験でもっと夫婦仲が良くなることでしょう。

雨降って、地固まる。

きっと、このことが良いことにつながりますように。



  
タグ :卵巣膿腫


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 20:28Comments(2)今日の健康