2012年05月11日
診察の日でした。
昨日は、血液検査の結果をみて、診察してもらう日でした。
受付をすませると、26番目。
たぶん、2時間くらいかかるかもしれない。
早速、近くのポピーの咲いてるご近所にいき、昨日のスケッチの
続きを描こうかと思ったら、風が吹いきて、ポピーが
風にゆれ、思ったようにいきません。
仕方なく病院でおとなしく待つことにしました。
こういうときのために、本は一冊用意しています。
児玉清さんの”負けるのは美しく”
何気なく買い求めていた本です。
彼が東宝のニューフェースの面接試験を受けるときからの
お話です。ユーモアたっぷり、飽きません。
一時間半くらいたったころでしょうか、
突然の大きな声、
”おい、どうなってんだよ、いいかげんにしろよ、
おれは、遠くからきてんだ、もう2時間も待つのに
ちっとも順番が進まねえじゃねえか?
看護婦じゃあ拉致があかねえ、責任者をだせよ”
よくみると、背のちっぽけなおじさんです。
自分の番が来ないので、とうとう堪忍袋の緒が切れたようなのです。
看護婦に当り散らし、男性係員を怒鳴り上げ、病院中に響き渡る
怒鳴り声。
やだねえ~。
”もう我慢がならねえ、違う病院にいくから、カルテだか書類を
全部だせよ、こんな病院は二度とこねえぞ”
なんども、なんども怒鳴って、散々悪態をついて、
でていきました。
並んでいるのは、みんな一緒です。
私だって、結局4時間待ったのです。
こんな人が、死の宣告を受けるときはどうなるのでしょう?
”あなたは、余命1ヶ月です、”
ものすごくうろたえて、命乞いするのが目に見えるようです。
お世話になっているのに、おどしをかけるなんて、
どういう神経なんでしょうかね~。
そういうわけで、新しいポピーのスケッチが出来ませんでした。
Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 09:40│Comments(0)
│趣味の水彩画
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