2012年02月09日
蕗の葉を描きました。

昨年の冬に福岡の実家に帰ったときに、家内の実家にも寄りました。
そのときに、家内とお母さんの時間をゆっくりと、
親子の会話が出来るように
私は外にスケッチに出かけました。
自分が年をとってくると、よくわかるもので、
話し相手が如何に大事かがよくわかります。
母親にとって、娘はよき理解者なのでしょう。
又、娘にとっても母親は、かけがえのないものだから、心ゆくまで、
話し相手になってあげれるのだと思います。
家内の実家の裏は、小高い丘になっています。
その丘に登れば、さぞかし素晴らしい景色が見れるかと思い、
登ってみました。
期待と、現実はかなり差があるもので、頂の周りは雑木林が
うっそうと生い茂り、眼下に見えるであろう福岡の町並みは
まったく、潅木にさえぎられて、見えませんでした。
足元をみると、蕗のような植物が、寒さに耐えて生えていました。
福岡の町並みを描くことも楽しみでしたが、
この蕗の葉を描くのも一興かなと思い、家内とお母さんが、
どんな話をしているのだろうと、思いながら描きました。
取り留めのない話が、大事なように、
こんな何気ない蕗の絵が誰かの気持ちを
癒してくれるのかもしれません。
Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 10:18│Comments(0)
│趣味の水彩画
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