2009年01月29日

Sさんのリビングのレースの注文を頂きました。

Sさんのカーテンのお話は、以前にさせていただきましたが、

リビングのレースを、取り替えることになりました。

外の景色がレースを取り替えるときれいにみえるでしょうね”なんて、

いいながら、雑談をしていると、

”実は、娘が家をたてているのよ” と、いう話になりまして


”是非、私のほうで、カーテンを”

と、お願いしましたところ、

”では、とりあえず、見積もりを” と、いうことになりまして、

新築のお家を見せていただきました。

お嬢さん夫婦とSさんも一緒に来ていただきました。










すると、19ヶ所も窓がありました。

このしゃしんは、2階のリビングになります。

出窓は、隣の家に接していますが、目線があうことは、なさそうです。

出窓は、和室でいえば、床の間と同じような効用があります。

和室の床の間があることで、狭い部屋でも圧迫感がなくなります。

洋室の出窓も同じように少し外に出ていることで、圧迫感がなくなります。

ここの少し張り出している空間を生かすことで、部屋の雰囲気が広く、明るく感じるようになります。

ですから、ここは、レースをアーチスタイルにすることをおすすめしました。

次に目立つ窓は、やはり大きな掃き出しの窓です。

2640の巾と、2000の高さがあります。

ここは、豪華にすると、それなりの雰囲気が出てくると思います。

以前、サクラの並木道のそばのお家を施工した時に使った、マクラメレースをおすすめしました。

お話をすると、すごく乗り気になっていただけました。

私も、在庫のマクラメレースを大事にしまっておくよりも、安く提供してでも、役に立って

喜ばれたほうが、よっぽど嬉しいし、こんな不景気のときに、声をかけてくれたことへのご恩返しが

できると言うものです。

”うんとお安くしてお見積りをさせていただきますから” と、採寸しながらお話しすると、

”期待しています” 、ご主人ともどもうなずいてくれました。

あ”、それと、お願いがあるのですが”と、言われまして、

なんでしょう?”

以前縫製していただいたカーテンを、ここの窓に使うことができますか?”


?? 思い出しました。

10年近く前に、新婚早々の若いお二人のアパートのカーテンを付けさせていただきました。

私も、頭が悪いですね。忘れているんですから、施工したことを覚えていないとダメですね。

19ヶ所も窓があるんですから、きっと使えます”と、太鼓判を押しておきました。

小さなカーテンは、縫製しなおすことがむずかしいですが、大きなカーテンを小さく縫製しなおすことは、可能です。

3連の窓は、シェードを使うことになりそうです。

台所の窓は、IHIをお使いですから、火の心配は、なさそうですが、

カフェポールを上下で使って、固定したら?”と、横で見ていたSさんが提案されました。

なるほど、グッドアイデアです。

そうしましょう”と、次から、次に、カーテンの形が出来上がっていきました。

すでに布地の選んでおられるようなので、見積書は、意外と早くできそうです。

OKもでていないのに、気持ちは、はやくも、あそこは、どうしようか?

ここは、何を使おうか、などと、職人の気持ちがさわいでおります


http://www.warabi.ne.jp/~fabric21/  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 13:23Comments(0)インテリア

2009年01月26日

ホームページを更新できました

ホームページを更新できました。

それは、マイミクの平野さんのおかげです。

平野さんは、パソコンのプロですが、ひょっこり事務所に遊びに

来てくれました。

平野さんは、商工会議所のブログ研究会の同じメンバーです。

とても熱心で、気さくな方です。

彼のおかげで、数年来の問題解決で、新しいページに更新できました。



http://www.warabi.ne.jp/~fabric21/








  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 21:05Comments(4)インテリア

2009年01月24日

始まりました。花粉症の季節です。

人によって、異なるのですが、もう今日からあのいやな鼻水が

出始めました。


花粉症の鼻水は、特徴があります。

粘りがあります。

じわ~っとでてきます。

くしゃみをともないません。

咳とも無縁です。

熱もでません。

一番いやなことは、かゆみを伴います。

目や、耳、などにかゆみを感じます。

物に集中することが出来ません。

体力がおちます。

杉の木を見ると、切りたくなります。

これが、スギ花粉症の症状です。

もう、私の花粉症の病歴は、長い部類に入ります。

30年近くになります。

それは、ある日のお昼を食べている時でした。

変だなと思ったのは、そうです、ラーメンを食べている時でした。

麺をずるずる~っと、すすったら、

あれっつ、眼鏡の縁から、透明の麺が落ちていました。

変だなと、思って、手に受けたら、

鼻水です。

ラーメンで曇った眼鏡越しによく見えなかったんですが、

まぎれもなく、私の鼻水でした。

あぶなく、ラーメンの丼の中に落ちるところでした。

でも、粘りがあって、糸をひくようで、なかなか落ちないのです。

粘りがあって、冷たくないので、鼻水がでていることに、きがつきませんでした。

そのときは、花粉症とは、わかりませんでしたので、風邪だと思って、

病院に行ったのです。

結局、血液検査をしないと、結果ははっきりしません。

先ほどの症状ににていると、花粉症の疑いがあります。

アレルギー体質の人になりやすいのですが、これは、程度の差です。

安心しているあなたも、あしたは、花粉症の会に入会されるかもしれま

せん。くれぐれもご用心の程を!


STAR GREENホームページはこちらです↓
埼玉のこだわりのオーダーカーテンのお店ファブリックバンテア  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 10:44Comments(0)今日の健康

2009年01月21日

12年前、施工したカーテンに会いに行きました。







蕨のSさんのお家は、12年前に新築さ

れました。


リビングのクロスがタバコのヤニで、汚れたので、張り替えるといくら

になるか、見積もって欲しいと電話がありました。

そこで、お伺いしてみると、リビングのレースのカーテンが取り外して

ありました。

どうしたんですか?

このレースカーテンも、タバコのヤニが取れなくなって、取り替えたい

んです。”

と、Sさんの奥様のお返事です。

ドレープは汚れていないようです。

レースは、細かい編みでしたから、その中に汚れが入って、どんなに

洗濯してもとれないのだそうです。

2階の部屋のカーテンや、階段や、トイレ

のカーテンも見せていただきましたが、なんともなっていません。



あと、10年は、大丈夫そうです。

飽きましたか?

ううん! それが飽きないのよ!

というわけで、あと10年は、カーテンの注文は、なさそうです。

  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 17:40Comments(1)インテリア

2009年01月20日

ホームページを見た方から電話がありました。







昨年の暮れに、さいたま市のYさんからお電話がありました。12月の28日頃でした。

ホームページを見て電話をさせていただいたのですが、ちょっと相談に乗っていただきたいので

す。
はい、どんなことでしょう?

じつは、カーテンの布地があるのですが、縫製をお願いできますか?”はい、よろしいですよ”

できれば、相談したいこともあるのですが?

では、お伺いしたほうがよろしいですね。

今日は、12月の28日ですから、来年でよろしいでしょうか?

と、いうことで、年が明けた、3日にお伺い致しました。

40分くらいの距離でしたが、静かな住宅地に、Yさんのお家がありました。

なんでも、自分で建築された家とのことです。

大きなログハウスでした。びっくりでした。

ログハウスは、建築を勉強していない素人でも作れます、

ナンテ、聞いたことはありますが、実際に、作った本人に会うのは、初めてでした。

大きな木で全部出来ています。

寒い日でしたが、部屋の中は、全然寒くありません、ストーブ一台で、2階まで、暖まるそうです。

1Fが、リビング、ダイニング、台所、トイレ、浴室になっています。

2Fが寝室、子供部屋になっています。

ご主人は、学校の先生をされていて、工作は、得意なんですね。きっと。

それにしても、感心しました。自分で家が建てられるんですね。びっくりです。

今回は、布地があるけど、奥さんも手に余してとても縫えないので何とかしてくれないか、との事

でした。
私の会社は、インテリアの専門店が布地を持ち込まれて、縫製だけもしております。

あるいは、家具屋さんの依頼で、見積もりから工事までも受けております。

ですから、布地を預けられても、大丈夫です。

窓が5ヶ所ありました。

リビングに3ヶ所、ダイニングに2箇所、それと、台所に1ヶ所です。

あ、6ヶ所になりますね。

そのうちの2窓が、シェードがついていました。

やはり、同じようにして欲しいと、奥様の要望です。

それに、今のシェードが、昼間は、外から丸見えなんですが、なんか良い方法がありますか?

よく見ると、カフェカーテンが取り付けてあります。昼間シェードを上げると外と素通しになっています。


まる見えがいやだから、奥様がつけられたんですね。

周りにお家は、ないのですが、散歩している方とは、目が合います。

レースとドレープを一緒のメカにつけることも出来ますよ。

こちらのように窓の奥行きが浅い窓には、この方法は、合っているかもしれませんね。

それと、上飾りは、どうでしょう?

こんな布地もあるのですが?

奥さんが裏地を持ってこられました。ドレープがゴールド色で、裏地がそれより少し濃い目の茶色です。

裏地のM数が、ドレープより少ないようです。

シェードと、上飾りには、裏地が付けられないかもしれませんね。

そんなやり取りの結果、素敵なカーテンができました。










  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 17:17Comments(0)インテリア

2009年01月19日

成田山にお参りに行きました。





1月18日に家族揃って、成田山にお参りに行きました。

私の家族は、毎年、一月にお参りに行く習慣が出来ています。

息子が3歳で、自転車にはねられたり、娘が怪我をしたり、そんなことが続いたので、

成田山に御守りのお札を身に着けるようになったのが、きっかけでした。

今年は、娘の仕事のお休みの関係で、18日になってしまいました。

車で5人で、出かけました。

蕨から、常磐高速を使い、柏インターでおりて、それから農道を走り、抜け道をはしり、80キロの

道のりを2時間弱で到着です。


朝の7時にでて、9時前につきました。

1月も半ばですから、朝の早くからは、混んではいないと思っていましたが、

以外や、大勢の参拝客です。

参道にも、人が大勢です。

本堂に登っていく石段にも大勢の参拝客で一杯です。

どんつく、どんどん、つくつく、どんつく、どんどん、つくつく

どこかの団体が、太鼓を鳴らしながら、通り過ぎていきました。

すごく目立ちます。

お線香をあげるところは、目を開けてられないほどの線香の煙です。

この線香にどれほどのご利益があるかは、知りませんが、

とにかくこの線香の煙を体中に、なすりつけるように煙をありがたがります。

この煙で体の悪いところがなおる、と、信じているような雰囲気です。  

ホンとにそうであればいいのですが。

本堂にお参りをして、身に着けるお守りのお札をもらい、それから1時間ほどすると、家内安全、商売繁盛の

大きなお札が出来上がります。お札の申し込みをして、1時間強の間に、裏方さんが、書いてくださるのです。

以前成田山社務所のカーテンの架けかえの仕事をさせていただいた時に、裏方さんのお仕事をのぞかせて

頂きました。

書道何段の方々が大勢控えられていました。

さて、それは、いいとして、本堂のお参りをすませて、裏手の公園を一回りします。

池があり、林があり、成田山は、公園も兼ね備えているようなものです。

その一角に書道美術館があります。

18日は、入場料が、無料でした。

ここには、もう3回以上入っています。

私の気に入ったものは、1回の吹き抜けに、大きな拓本があります。横が、6メートルくらい、高さが15,6メート

ルは、あるでしょうか、中国は、泰山の頂上近くに彫られた、唐時代の玄宗皇帝の、書です。

皇帝になってから、数年経った時に、その志を天に表明するために彫ったとされています。

隷書で見事な字です。

その拓本は、もう20年近くたっていますが、現実の彫られた字は、1200年ほどたっています。

保存のために、中国政府は、金泥で、字を覆いました。そのために、拓本を取る事ができないそうです。

写真でみるとその字は、金ぴかに光っています。

字の形は、素晴らしいのですが、残念なことに内容が読めません。

多分、所信表明みたいなことが、彫ってあるのだろうと思います。

ふもとから、泰山の頂上まで6249段の階段があるそうです。普通の人で5~6時間かかるそうです。

私はもう無理ですね。泰山も富士山も登れないと思います。

さて、そんなわけで、この書道美術館をでて、御守りをいただきに行こうと、出口をでたところで、

妙な字が気にかかりました。

水琴窟と書かれた矢印がありました。

こんなものがあったっけ?

長年通っていても、新発見はあるものです。

その近くにいってみると、水が上のほうから、小岩が集まっている中にながれこんでいます。

その石の集まった中ほどから、竹筒が突き出ています。

ほら、耳をあててごらん”、息子や、娘を先に体験させてあげました。

おお~っつ、息子が驚きの声をあげました。

娘も気に入ったようでした。

その音は、琴のハーモニーのようですが、すごい高音です、そして、すごく澄み切った音です。

水のしずくが、ちいさな岩穴に落ちて、響き、共鳴している音です。

良い音色の音を聞いて、気持ちがさわやかになったところで、お札を受け取り、帰りの道を急ぎます。

参道の帰りは、上り道になるのですが、その途中に長命酒という酒を売っている酒屋があるのですが、

ここの甘酒を飲まずに帰ったことがありません。

ここで一服して、また米屋の羊羹を買って帰らないと家内がきがすみません。

女性は、どこかに行くと必ず買物をしないと気がすまないようです。

7割は、食べ物、その半分は、甘いもの、そしてお漬物でしょう。

そんなわけで買物が済むまで、ただ待つのみです。

と、ただ待ってるだけでは、つまらないので、大きな店内を一周すると、実演コーナーがありました。

きんつば”を作っていました。

きんつばをつくっているのを、初めて見ました。

あんこを長方形に切った厚さ2センチほどのものを上側を、薄く溶いた、白いものをつけて焼きます。

次にその反対の下側を焼きます、次に今度は、横です。そうして、6面を次々に焼いていくのですが、

これは、焼きそばより時間がかかります。

大判焼きや、鯛焼きよりも、丁寧さが要求されます。

しばらくみていましたが、おもしろい仕事ではありません。でも、お姐さんは、頑張っていました。

いやな顔もしないで、こつこつと、やっていました。

単純作業は、性格がでるものです。こういう仕事をしていると、米屋さんは、真面目なお菓子やさんなのかな~と

思います。

さて、何も食べないで、お昼近くまで歩き回るとお腹がすくものです。

車は、JR成田駅の近くに止めました。

その近くに、川豊別館があります。


本店は、参道にあり、大勢の若い人が、うなぎを裁いたり、焼いたり、その数は、10人以上で、かかりきりで、

客の注文に答えられません、いつも2回座席に溢れた客達が、階段やお店にあふれています。

最初に参道の川豊本店で食べた時は、1時間半以上待たされて閉口しました。

それから、川豊別館で、食事するようにしたのです。

他にもうなぎで並ぶところがあります。

それは、印旛沼にかかるじんべえ大橋に行く方角にあります。

名前を”いしばし”というお店です。ここも1時間半は、覚悟をして、並んでください。

そんなわけで、川豊別館に腰を落ち着けて食事です。

うな重が、1360円ですが、ランチは、1100円です。

すごく割安感があり、うなぎは脂がしっとりと、しつこくなくほどよく美味しい絶品です。

この店のうなぎを、お土産で持って帰ったときがあったのですが、冷めたまま食べた時がありました。

そのときに感じたのです。程よく脂を抜いてあるので、冷めてもおいしいのかなと、思ったのです。

川豊の調理人の腕の確かさが、20年以上経っても変わらないのは、嬉しいものです。

その証拠に、本店の周りの鰻屋は、客がまばらなのですが、川豊には、客があふれています。

確かなものには、不景気も寄り付かないようです。   

成田山への初詣は、満足した一日となりました。

  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 20:17Comments(0)暮らし

2009年01月13日

真珠の耳飾の女をもう一枚描きました。



フェルメールの真珠の耳飾の女がどうも、気に入らなかったのでもう一枚

描きましたが、これも、また納得がいきません。

やはり天才の描いた絵は、一筋縄ではいかないようです。

この絵を描いた日は、11日ですが、半分描いて、最後のしあげを

残しておきました。

12日は、町会の新年会でした。

新年会では、ほっぺに口紅を塗りたくって、寅さんの持ちネタを

使って、アトラクションを盛り上げる道化の役でした。

お蔭様で、新年会も好評のうちに終わりました。

反省会に顔をだして、そこそこに、このフェルメールの仕上げをしまし

たが、どうも、です。

なぜだか、顔の表情が描ききれません。

3度目の挑戦をするには、気力が今一です。

今度は、違う素材に挑戦して、忘れた頃にまた描きなおすのがいいのか

な?と、思っています。  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 11:40Comments(0)趣味の水彩画

2009年01月07日

真珠の耳飾りの女の模写



東京都立美術館に1月の4日に行った時です。

フェアメール展はすでに終わっていましたが、売店には、フェアメール

の絵はがきが、一杯並んでいました。ところが、耳飾の女は、売り切れでした。

あるのは、葉書よりちいさなメモ用紙でした。

隣におばさんたちも、絵葉書を物色していましたが、お目当てが

売り切れなので、こぼしていました。

そうなのよね~。欲しいのは、みんなおんなじよね~。

残念そうに、他のフェアメールの絵葉書には、目もくれません。

真珠の耳飾りの女が一番の人気なのです。

そこで、ふっと思いつきました。

模写をしてみようかな、このちいさなメモ用の写真のついたものを

さんこうにして。

帰ったその日に、デッサンをして、3日で描きあげましたが、

どうも、10歳は、年をとった真珠の耳飾をつけた女が出来ました。 

おもったよりも、ずっと、ずっと、難しかった。

なにがって、少女のこちらをむいて、少し口をあけて、なにかを言い

たげな、あの雰囲気が描ききれないのです。

描ければもうプロです。

無理よ”

あきらめたら”

あっさり家内に言われたので、

はい、そうします”と、絵筆を洗うことにしました。  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 19:37Comments(2)趣味の水彩画

2009年01月06日

東京都美術館にいきました。









水彩画の展示会があっていると聞いて、上野の東京都美術館に

行きました。


ところが、入館して、案内に聞いてみると、日にちがまちがっていました。

1月2日からではなくて、1月の中旬からでした。

そこで、東京芸大美術館に向かいました。

ところが、ここも、休館でした。

東京芸大が休みなので、美術館も休みでした。

ブラブラしていると、奏楽館という建物がありました。

中から、ピアノの音が聞こえます。

今のピアノの音というよりも、古いタイプの音のようです。

モーツアルトの時代のピアノのような響きが高い異質な響きです。

建物は、明治か、大正の建物のようです。開館していたので、300円

の入場料を払って入ると、明治の音楽の発祥の頃の歴史と資料が展示

してありました。


最初の現代音楽の先生は、ドイツ人でした。そして、この建物が

最初にコンサートが出来る建物だったのです。

2階がホールになっていました。

その舞台で、ピアノの調律が、若い女性の手で行われていました。

周りの窓の飾りも明治の雰囲気ですが、とても素敵です。

写真撮影禁止なのでしょうが、撮影してしまいました。

カーテンは、スワッグバランスといって、高価なタイプのスタイルです

このホールで2時からコンサートなので、2~3時間前から、調律が

行われているらしいのです。

コンサートホールは、今の時代からは、天井が低い感じです。

しかし、イスの下には、スチーム暖房のパイプが設置してあります。

完全暖房の装置付です。

明治の音楽ホールですが、暖房設備付です。

コンサートのチケットは、買いませんでしたので、そこそこに出て、

今度は、谷中に向かいました。

谷中の朝倉文夫彫塑美術館に行くためです。

4年前の歩く会で立ち寄りましたが、ゆっくり見れませんでした。

周遊バスに乗って、(100円でした。)谷中の墓地で降りて、

墓地の中を通り過ぎて、朝倉彫塑美術館に入りました。

4月から4年の歳月をかけて、改修工事をするそうです。

文化財の指定なので、補修だそうです。

雰囲気を変えないで、あるがままを、維持するそうです。

本館のビルの建物と、住居の和風作りの建て物の調和がなんとも

いえませんが、もうすでに和風の建物は、見学できませんでした。

今度見ることが出来るのは、4年後です。

朝倉文夫の彫刻を堪能して、谷中の夕焼けを見に行きました。

俗に言う夕焼け段々です。上手いネーミングです。

ただの段々坂でなく、夕日がきれいですよ”というネーミング。

つい、つられて歩きたくなる町です。

商店街をあるいていると、惣菜やが見えました。

行列が一杯出来ています。

なぜ?

コロッケ、30円と、看板が目に留まりました。

余りの行列にカメラを出しかけると、

お兄さん、だめだよ””カメラだめだって、書いてあるでしょう”                

店のおにいさんに、どなられました。

宣伝してあげようと、思ったのに。

意固地な兄さんです。

さて、コロッケを食べながら、うん”30円にしては、うまいよ”


怒鳴るだけの自信がコロッケにつまっていました。

そして、竹細工のお店に寄って、竹の塗り箸を買いました。

竹のお箸を使うと、他の箸では、食べるきがしません。

軽さ、使いやすさ、魚を食べる時の便利さは、とても言い尽くせませ

。店を出ると、もう夕焼け段々に日がかげっていました。  


Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 20:19Comments(0)暮らし

2009年01月05日

初詣









あっと言う間に、お正月もすぎてしまいました。

皆さんも良いお正月をすごされたことでしょう。

私も正月に、さいたま市岩槻の慈恩寺に参りました。

ここは、毎月お参りをしています。

子供達の進学のお願いをしにお参りしたことからの縁です。

もう、15年ほど、たつのでしょうか?

古くてのんびりしていて、居心地がいいお寺です。

しかし、お正月は、すごい賑わいです。

お寺の鐘を正月の間、つかせていただけます。

長い行列賀出来ていましたので、今年は遠慮して、

動画を写しておきました。

このお寺の管理で、500mばかり離れた所に三蔵法師の舎利塔があります。

話は、遠い昔のさかのぼりますが、

前の住職が、仏教伝導会の会長をされていたとかで、中国の仏教会からお分けされたものだそうです。

戦時中、中国の大陸で日本軍が、行く方知れずになっていた三蔵法師のお墓を

たまたま宿営地の設営をしていた時に掘り当てたのです。

戦時中だったのですが、中国と日本の仏教会で盛大な三蔵法師の供養をされたそうです。

そのときに三蔵法師のお骨を分けていただいたようです。

ところが、戦時中のことです。

芝の増上寺に安置するはずが、空襲の恐れで疎開させなければならないことになり、

そのときに、たまたま、中国で三蔵法師のお骨を安置されたお寺の名前が大慈恩寺といい、

伝導の会長のお寺が慈恩寺なので、岩槻の慈恩寺に疎開されたらしいのです。

東武鉄道の会長からの寄進の立派な石を使って、舎利塔が建てられています。

また最近は、玄奘三蔵法師の、インドに経典を探しに行ったときの旅姿が、青銅の像になって

建てられています。

こちらのほうまで、お参りする人は、ほんのわずかです。

しかし、この玄奘塔がある場所も少し高台になっていて、気持ちの良いところです。

お近くの方も一度参られては、如何ですか?

とても気分が落ちつく場所です。

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Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 12:10Comments(0)暮らし

2009年01月01日

初詣歓迎委員会



埼玉県蕨市春日神社は、ちいさな神社です。

お参りに見える人も数少ない神社です。神主もいません。

その神社を守る会が、9年前、役員の老齢化により、解散寸前に陥りました。  

誰が、この神社を守っていくのか?

立ち上がったのは、この町で生まれた人々ではありませんでした。   

会社の転勤や、何かの理由でこの町に住み始めた、いわばよそ者が立ち上がったのです。
子ども会にお世話になっていたり、何かにつけて、この神社で催しがあります。

境内に咲き誇るサクラの季節のサクラ祭り、夏の納涼祭、秋の祭り、  

そして、防災訓練もこの神社の空き地で行います。

すべての行事が、この神社の境内で、行われています。   

町民にとって、切っても切れない絆です。

そして、立ち上がった人達は、この神社を盛り立てていこうと、奮起したのです。  

そして、9年前から、除夜の鐘がなると、ここで、甘酒を振舞って、

大勢の人達がお参りに見えるように、しようではないかと、看板を立てたり、

回覧板をまわしたり、町会ぐるみで、立ち上がったのです。

30日の昼過ぎから、準備をします。

テントをはり、甘酒やお酒を振舞う準備、

防寒対策の焚き火の用意、

そして、参道を明るく照らすカンテラ、これはペットボトルに蝋燭をともしています。

遠くから見ると、まるで、滑走路に見えます。   

おいでになる方は、大事な方と、手をつないでこの参道を、お越しください。

人生の滑走路です。

大切な方と、この参道を歩いてお参りしてください。

あなた方の夢と幸せがかないますように、

初詣歓迎委員会は、皆様の無病息災をお祈りして、新しい年を、新しい気持ちで

お迎えされるようお待ち申しております。

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Posted by 青ちゃん (有)ファブリックバンテア at 22:41Comments(1)町会行事