2009年01月07日
真珠の耳飾りの女の模写

東京都立美術館に1月の4日に行った時です。
フェアメール展はすでに終わっていましたが、売店には、フェアメール
の絵はがきが、一杯並んでいました。ところが、耳飾の女は、売り切れでした。
あるのは、葉書よりちいさなメモ用紙でした。
隣におばさんたちも、絵葉書を物色していましたが、お目当てが
売り切れなので、こぼしていました。
そうなのよね~。欲しいのは、みんなおんなじよね~。
残念そうに、他のフェアメールの絵葉書には、目もくれません。
真珠の耳飾りの女が一番の人気なのです。
そこで、ふっと思いつきました。
模写をしてみようかな、このちいさなメモ用の写真のついたものを
さんこうにして。
帰ったその日に、デッサンをして、3日で描きあげましたが、
どうも、10歳は、年をとった真珠の耳飾をつけた女が出来ました。
おもったよりも、ずっと、ずっと、難しかった。
なにがって、少女のこちらをむいて、少し口をあけて、なにかを言い
たげな、あの雰囲気が描ききれないのです。
描ければもうプロです。
無理よ”
あきらめたら”
あっさり家内に言われたので、
はい、そうします”と、絵筆を洗うことにしました。