2008年05月03日
ど根性渋柿が、3度も倒れました。



おとといの突然の突風で、根性渋柿が3度も倒れてしまいました。
この根性渋柿は、4月の12日に紹介した渋柿です。
干し柿の種から芽が出ました。その柿が大きくなった時に
友人の美味しい種無しの渋柿を3年前に接木しました。
その渋柿が風に倒れ、起こしても、起こしても倒れてしまいます。
そこで、一念発起、近くの廃材屋さんに駆け込み、廃材を一杯
買ってきました。
とにかく、その日は、倒れないようにしました。
床板を作ってそれに紐で引っ張ったのです。その上に切った
廃材をいっぱい積み上げておきました。
昨日は、夕刻から雨だとの予報なので、それまでに四方を囲もうと
壁を作りました。
ようやく夕方に大きなな植木鉢ができま した。
今年は、植え替えることが出来ませんが、今年の冬には、植え替え
出来そうです。
その作ってる最中に、
近くのおばあさんがうるさい音を聞きつけて、
なにやってんだい”と、やってきました。
渋柿のでっかい鉢を作ってるんだよ。”
この親の渋柿のうまいこと、うまいこと”
だから、他人様ばっかりうまいもんくらって、
ちっともおもしろくない、ってんで、
こうやって接木をしたのを、塩梅よく育てようと
してるんだよ”
うまい干し柿できたら、あげるからよ~”
って言ったら、このおばあちゃん
そうかい、そうかい、それは楽しみだ”
ってんで、ちっとも帰りません。
おい、そっちの板切れとこっちの板切れは、
長さが違うぞ”
とうとう、棟梁になってしまいました。
そんなわけで、おもしろおかしく、でっかい
ちぐはぐな蕨名物、ど根性渋柿の鉢が出来上がりました。